お気軽にお問合せください
0479-40-3355
「混ぜるだけ」で超簡単にプラスミド構築・選抜ができる、タンパク質の高分泌発現システム。
画期的なクローニング技術(BIC法)の発見により、多数のベクターの中から、タンパク質を最も高発現できる組合せを一挙に選抜できるようになりました。
ブレビバチルスの3つの特長、高生産、可溶性、非分解を、抜群の操作性で体感してください。
(1)タカラバイオから販売
コンピテントセル、ベクターをセットにした「BIC System」はタカラバイオ(TaKaRa -Clontech)から発売中。世界中どこの実験室でもご使用いただけます。
(2)特別な設備も、技術も不要
試薬・機器類は、大腸菌発現系と共通してご使用できます(プラスミド精製キットや振とう培養機など)。クローニングに必要なバッファー類はキットに含まれるので、購入後すぐに実験を始められます。初めて分泌発現を行う方にも分かり易い、詳しい製品マニュアルがあります(和文・英文)
(1)カンタン操作
画期的なクローニング技術(BIC法)を使うので、PCR断片をベクターと共にコンピテントセルに混ぜるだけでプラスミド構築が可能です。ブレビバチルス菌体内での相同組換えを利用するため、制限酵素処理やライゲーション反応は必要ありません。
(2)ハイスループット処理
深底の96ウェルプレートを使えば、培養の再現性が良いため、複数検体のハイスループット処理が可能です。
まさに、大腸菌を凌駕する操作性です。
タンパク質発現を成功させる1番目のポイントは、目的タンパク質の元々の局在と、発現モードを適切に合わせることです。
例えば元々、細胞内にあったタンパク質を分泌発現しようとしても、一部を除き、うまく発現しないケースが多いことが知られています。この例の場合、菌体内発現を選択することで、確実に成功率が上がります。
BIC Systemでは、プライマーに付加するベクター相同配列を変更することで、遺伝子の導入位置を選択できるようになっており、目的タンパク質に応じて、6xHis融合分泌発現・直接分泌発現・菌体内発現の発現モードを自由に選べます。
【局在】 【適切なモード】
・細胞外・・・・・・・・分泌発現
(分泌タンパク質)
・細胞膜・・・・・・・・分泌発現
(膜タンパク質) (細胞外ドメイン)
・細胞内・・・・・・・・菌体内発現
(細胞内タンパク質)
※ブレビバチルスの菌体内発現:近年、菌体内発現能力の高さも明らかになりつつあります。大腸菌で0.1g/L程度だが、可溶性で7g/Lの生産を達成した例があります(グルタミン酸デヒドロゲナーゼ)。
タンパク質発現を成功させる2番目のポイントは、目的タンパク質に合う分泌シグナルを見つけることです。
目的タンパク質と分泌シグナルの相性によって生産量が増減することが知られています。しかし、その相性についての法則性は無く、ケースバイケースの為、実際に試験して試してみるしか方法がないのが現状です。
BIC Systemでは、相性の良い、最適なシグナルを選択できるよう、分泌シグナルの異なる4種類のベクターをキットに含めてあります(pBIC1、pBIC2、pBIC3、pBIC4)。何れのベクターとも、過去に実績のある厳選されたツールです。
1つの目的遺伝子に対して、この4つのベクター全てを試すことで、確実に成功率が上がります。プラスミド構築が非常に簡単なBIC法なので、こういった選抜も容易に行えます。
弊社製品の料金についてご案内いたします。
1. BIC System (製品コード HB300) *これだけあれば始められます(下記の2.+3.) | ¥100,000 |
---|---|
2. pBIC DNA Set (製品コード HB310) *ベクターの補充に | ¥80,000 |
3. Brevibacillus Competent Cells (製品コード HB116) *コンピテントセルの補充に | ¥30,000 |
その他 製品ラインナップ | お問合せください |
ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せください。